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#98
河野剛進 バカン 代表
待ち時間をなくしたい。そんな思いから河野が作ったのが、空席情報をリアルタイムで把握できるシステム(バカン)。部屋やドアに取り付けられたセンサーで人の動きをキャッチし、部屋の空き状況をスマホやパソコンから閲覧できる。トイレに導入されて以降、オフィスの会議室や旅館・レストランなどでの実用化に向けて検証している。これからの都市空間をいかに快適に過ごすかのヒントが空席情報には隠されていると河野は言う。
かわの たかのぶ
1983年宮崎県出身。東京工業大学大学院終了後、三菱総合研究所・グリーなどで活躍。2016年4月に株式会社バカンを起業した。バカンとは空席を意味する英語:Vacantが由来。あらゆる空席情報を集め、世の中で活用できる仕組み作りを目指している。