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#92

神野元基 COMPASS代表

一人の先生に対し大勢の生徒がいる授業では、生徒一人一人の学力に合わせた指導は不可能だ。この問題を解決するため、神野は“次世代のタブレット教材”と誇るQubena(キュビナ)を開発した。人工知能を搭載するというこの教材なら、苦手な人の多い数学も、生徒の得意不得意を解析し、最適な問題を出すことができると確信する。何かと人工知能がもてはやされる今日、神野は子どもたちにどんな夢を託すのか。

じんの げんき

1986年 北海道生まれ。慶應義塾大学中退。2012年、(株)COMPASSを設立し、学習塾を開業。その後、授業に“人工知能型教材Qubena(キュビナ)”を導入、生徒は教室でQubenaの入ったタブレット端末に向かってひたすら問題を解くスタイルに転換する。現在、Qubenaを使った学習塾「Qubenaアカデミー」を運営しつつ、関東周辺の塾(20か所)や私立中学にQubenaを導入するなど、普及に力を入れる。