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#13

土井香苗 弁護士

人権という人々の尊厳を"法律"という武器を使って守る。 日本で唯一、人権問題を専門に扱う弁護士、土井香苗。 人権問題の多くはシステムの問題。そのシステムを変えるために、政府に提言を行ったり、世論を動かすためにムーブメントを作っていくのが主な仕事だ。 その行動力の源、活動の原動力は、"怒り"だという。その意味とは…? そして、彼女が描く未来とは…?

1975年 神奈川県生まれ。世界最大級の人権保護団体「ヒューマン•ライツ•ウォッチ」の日本代表。
1996年、東京大学法学部3年生の時に、司法試験に当時最年少で合格。
翌年、アフリカで一番新しい独立国エリトリアで司法ボランティアを経験。
帰国後、弁護士となり、アフガニスタン難民弁護などに関わる。
アメリカのロースクールへの留学、ヒューマン•ライツ•ウォッチのN.Y.本部のフェローを経て、2009年、ヒューマン•ライツ•ウォッチ東京オフィスを設立。代表として世界の人権保護活動に取り組んでいる。