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#38

気軽に行ける東銀座 “美味しいに決まっている店”

今回は、歌舞伎座を中心として観劇客でにぎわう東銀座の美食を巡り、「東銀座の美食といえばここ!」という名店の数々をご紹介します。
歌舞伎俳優御用達のうなぎの蒲焼き、銀座の和服店主が薦めるすき焼き、知る人ぞ知る和食の名店、あの文豪が愛した中国料理店、銀座の手土産にもピッタリの名店・人気店が続々登場。そして、女性に人気の雑誌『家庭画報』推薦の名店は、日々厳選された高級食材を味わえる広東料理のフルコース。30年以上広東料理を研究し続けてきた達人の妙技に土井善晴も唸ります!

気軽に行ける東銀座 “美味しいに決まっている店” MAP

■タレント・関根勤さんが推薦! インドカレー店 ナイルレストラン

歌舞伎座から昭和通りを挟んで真向かいにあるインドカレーの名店。創業から場所を変えずに70周年を迎える、東銀座で最も歴史あるレストランの1つで、ランチタイムには行列ができる大人気店です。看板メニュー「ムルギーランチ」という鶏のモモ肉が丸々一本入ったチキンカレーを、40年近い常連というタレント・関根勤さんと味わいます。常連客はルーとライス、マッシュポテトや野菜を全て混ぜて食べるとか。秘伝のスパイスと野菜の甘さが一体となり味に変化が生まれ、何年通っても飽きないそうです。

住所:東京都中央区銀座4丁目10-7


■銀座の和服店「銀座もとじ」2代目が推薦! 銀座 吉澤

昭和2年創業、東京都知事認可の精肉店でもある名店です。老舗の伝統を守り、肉質・脂質はもちろん、血統・飼育法にまでこだわった雌牛のみを一頭仕入れしています。厳選された雌牛を匠の技で熟成したすき焼きは絶品。割下の匂いだけでも極上の味を想像させます。

住所:東京都中央区銀座3-9-19


■市川海老蔵の母、堀越希実子さんが推薦! 竹葉亭 本店

創業は江戸末期。夏目漱石「吾輩は猫である」や、泉鏡花「婦系図」などにも登場する東京を代表する鰻の老舗です。風情ある離れでいただける、100年以上継ぎ足した秘伝のタレを使った「うな丼」は絶品。最初の「ミシュラン東京」で、鰻屋で唯一1つ星を獲得しています。さらに、名物なのが鯛茶漬け。これを目当てに来るお客も多いという人気メニューで、甘辛のゴマダレをからめた鯛に香りの良いお茶をかけていただきます。

住所:東京都中央区銀座8丁目14-7


■グルメジャーナリスト・マッキ―牧元が推薦! ぎんざ 一二岐

2010年8月に開業した路地裏にある知る人ぞ知る名店。旬の食材にこだわった日本料理をコースでいただけ、2018年のミシュランガイドで1つ星を獲得しています。今、まさに旬を迎えているカツオの藁焼きをはじめ、季節の食材を使った絶品料理が堪能できます。

住所:東京都中央区銀座2丁目14-6 第2松岡ビル


■食通で知られる池波正太郎が度々訪れた 老舗の中国料理店 羽衣

東銀座でおよそ40年年という歴史を持つ人気店。食通で知られる作家・池波正太郎が度々訪れました。四季感のある素材を重視し、日本人の口に合う「日本の中華料理」を提供。あっさりとした味付けが中心で、点心も豊富。昼時には女性客も多く訪れます。

住所:東京都中央区銀座7丁目12-14 大栄会館


■老舗のいなり寿司の名店 白金や(ぷらちなや)

歌舞伎座の真横に店を構えるいなり寿司の名店。一口でお召し上がりいただける「名代 焼きいなり」や「特製 ゆずいなり」など、一口サイズで化粧を気にすることなく食べられる事で多くの歌舞伎関係者の差し入れとして愛されてきた。

住所:東京都中央区銀座4丁目13-16


■名物「草餅」など手土産に人気の和菓子 柏屋菓子店

創業明治23年の東銀座の生き字引の店。銀座生まれ・銀座育ちの4 代目ご主人・保坂嘉一さんが長年、奥様の絢子さんとお店を切り盛り。名物の「草餅」など手土産に人気の和菓子が並んでいる。

住所:東京都中央区 銀座4丁目11-5


■【土井善晴×家庭画報】 中華たかせ

30年にわたり香港・広東料理を追究し続けてきてきた料理長・高瀬健一さんが、ヨシキリザメのフカヒレ、鮑など、季節ごとに新鮮な海鮮類を贅沢に取り入れ、広東料理の代表的な高級食材を惜しげもなく提供。これまでの経験を生かした創造性と熟練された技術による広東料理を堪能できます。

「家庭画報おすすめの名店」お店の詳しい紹介はこちら
家庭画報.com : https://www.kateigaho.com/food/10433/