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「特番」土井善晴の美食探訪~プロも唸る一流店の名料理

この番組は、料理研究家である土井善晴の目線で、至高の名店の秘密に迫ります!
食材に魂を込めて作る料理の現場で、一流の料理人の“仕事”を見極めます。
料理が生まれる瞬間に、さまざまな名人技を繰り出す至高の名店のご主人。
その知られざる美味しさの瞬間を土井善晴が鋭く切り取っていく番組。
紹介する至高の名店には、
「てんぷら 近藤」「鮒佐佃煮」「鮨 ます田」「京菓子司 末富」「御田町 桃の木」
さらにこの番組は、全編4Kカメラ撮影による料理の映像美に特化したグルメ番組なのです!完成された料理は、芸術とも呼べる今までにない美しさを表現し、見ているものの脳を美味しさで刺激する番組です。思わず生唾を飲み込んでしまうような美しい映像が、視聴者の目をくぎ付けにしてしまいます。

お店紹介

 てんぷら 近藤
主人:近藤文夫

「天ぷらはこういうもの、という常識からの脱却」との言葉通り、近藤の天ぷらはまさに変幻自在。たとえば複数の食材を組み合わせ、あるいは目にも美しい立体的な盛り付け。江戸前魚介が中心であった天ぷらの主役に旬の野菜を据えたのも、近藤氏の功績です。てんぷらは究極の蒸し料理なんだとか。

 

鮨 ます田
主人:増田励

“すきやばし次郎”で修業を重ね、小野二郎氏から「抜群の味付け」と評された増田励氏。酢をしっかりと効かせたシャリは通常の米に乾燥した米をブレンドした、ふっくらプチプチとした独特の食感。素材から、春夏秋冬や「地」を感じるのが江戸前鮨の粋。厳選された「旬」の味が客の心を捉える。

 

御田町 桃の木
主人:小林武志

広東料理を中心とした中国全土の料理のお店。旬の食材を使用し、独自のアレンジをきかせた食べやすく優しい味わい。ナイフとフォークを使う酢豚など、個性豊かな美味が人気です。スペシャリテの数々に「これが中華?」と戸惑うが、その味わいに感激する人ばかりなんです。

鮒佐佃煮
主人:五代目大野佐吉

155年前に創業した佃煮の老舗。醤油を初めて使った佃煮を生み出し、佃煮の元祖と言われています。佃煮一筋に初代佐吉のモット―である『家業に誠実たれ』を守り、職人に頼る事なく主人自らが釜前に立ち『一子相伝』の製法にて、昔と変わらず燃料に薪を使用して製造されているのです。

京菓子司 末富
主人:三代目山口富藏

明治26年創業。京都の風土を醸し出す「季節の移ろい」を表現した生菓子が魅力のお店。時代の流れとともに和菓子の用途や製造方法が変わってきても、京都ならではの伝統と格式を大切にし、決して世間に迎合することなく80歳のご主人は今日も京菓子を守り続けています。