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#69

医師・日野原重明 105歳
~自分の死と向き合った最期の瞬間~

撮影: 齊藤文護

2017年7月。105歳の天寿を全うした聖路加国際病院名誉院長・日野原重明の波乱万丈の人生を描くドキュメンタリー。
恐ろしい病に侵され、医師への道を諦めかけた青年時代。戦時下では十分な治療が施せず、患者を看取るしかない状況に心を痛めた。
1970年に起きた「よど号ハイジャック事件」の人質となり、死を覚悟した日野原が、機内でとった驚きの行動。そして「地下鉄サリン事件」で、数多の命を救った大いなる決断。
晩年のライフワーク、小学校での特別授業「いのちの授業」の中で、日野原が示した「命とは何か?」。その答えとは?
生涯現役を志し、人々に勇気と希望を与え続けた日野原重明の、類まれな生きざまに迫る!