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ホリプロ50年史!スター発掘秘話 ~百恵、アッコから綾瀬はるかまで~前編・後編
1970年代に入り、堀は『スター誕生』という番組で、山口百恵に出会います。本当に欲しかったのは桜田淳子さんでしたが、テレビ局の采配で獲得できず、それがきっかけで堀は同社独自の「スカウトキャラバン」というタレント発掘イベントを始める決意をします。
その一方で、堀がそれほど大きな期待を抱いていなかった山口百恵は、一気に開花していきます。写真家・篠山紀信や宇崎竜童・阿木耀子夫妻の貴重な証言から、この希代のスターが、歌と映画とドラマという媒体を通してどのように階段を駆け上がっていったのか、そして三浦友和と出会い、どのような形でその引き際を見出したのかまで、再現ドラマを交えながら克明につづります。
さらに、山口百恵より少し遅れてデビューした片平なぎさは、アイドルを経た21世紀になると、船越英一郎とともに、「2時間ドラマの女王・帝王」という象徴的な地位を築いていきます。これもまたホリプロが地道に培ったスターの軌跡でもあります。
女優・綾瀬はるか。今をときめくスターですが、自身が所属するホリプロの創業者・堀威夫と一対一で話すのは初めて。番組は、そんな緊張気味に堀との対談に臨む綾瀬はるかの姿から始まります。ホリプロ草創期を支えた舟木一夫が堀との出会いを語り、グループサウンズブームを経て、堀は、大阪の不良でもあった和田アキ子をスカウトしに行きます。証言と再現でつづるその物語は、実に生々しいものになりました。
2016年、女優・高畑充希をNHKの朝ドラでブレークへと導いた女性マネジャーは、同年のタレントスカウトキャラバンの責任者として、全国で見つけてきた18人の女の子たちを合宿で競わせます。そして心を鬼にして、その半分である9人を選び、東京への決選に連れて行くのです。たった1人だけがスターへの入口に立つことになりますが、そこには一体どんな結果が待ち受けているのでしょうか…?
和田アキ子、山口百恵、片平なぎさ、船越英一郎、榊原郁恵、さらには、石原さとみ、綾瀬はるか、高畑充希にいたるまで、数々のスターを生み出してきたホリプロ。その半世紀を超える歴史は、日本の戦後芸能史を象徴するようなさまざまなエピソードに彩られています。
創業者・堀威夫が、舟木一夫と出会うところからこの会社を始め、和田アキ子と巡り合い、1970年代に入って、山口百恵という大スターに出会うことになりますが、その黄金時代は彼女の三浦友和との結婚によって、わずか6年で終わることになります。
番組では、堀威夫や和田アキ子をはじめとした多くの貴重な証言や、タレントたちの日々現実のドキュメント、再現ドラマで、激動の半世紀の物語をひもといていきます。
さらに、タレント発掘の草分けでもある同社の「タレントスカウトキャラバン」にも密着し、新しいスターをどう見出していくのか、その手法にも肉迫します。