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#49

震災から6年「生きる」

2011年3月11日、東北地方を襲った東日本大震災。
番組は、震災で祖母を失った気仙沼出身のマギー審司があの日から6年が経過した被災地の今を見つめる。

宮城県気仙沼にある牡蠣料理が名物の民宿。津波にのまれた自宅を立て直し、震災後に始めた。どん底から這い上がった女将。夫は腕の良さで知られたカキ漁師。津波に養殖いかだを流され億単位の借金を背負うも再びカキ漁を再開。しかし今年、震災から6年を迎えた直後の3月下旬、夫の船が転覆事故に…
更なる試練を背負うことになった女将の想いとは。

福島原発事故での放射能の影響による避難指示が3月末で解除された福島県飯館村。果たして村民たちは故郷に戻ったのか。放射能への不安は?飯舘村民たちの現実を追った。

人口の約1割が犠牲となった岩手県大槌町で、親友を失った悲しみを音楽の力で乗り越えた女子高生がいる。彼女が奏でるクラリネットに込められた未来への願いとは。

逆境をバネに新たな人生を歩み始めた人々の姿を通して震災6年の現実に迫る。