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劇場版ドクターX 2024年12月6日公開!
公式サイト:https://doctor-x-movie.jp/
第1話
北海道、旭川の競⾺場。⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)が⼀般席で競⾺に興じている。それとはまるで別世界の⾺主席では、年下の美しい男(藤⽊直⼈)をはべらせ⾼級⽑⽪に⾝を包んだマダム(三⽥佳⼦)が、シャンパンを飲みながら優雅にレースを眺めていた。
注⽬の⼤⼀番。マダムの持ち⾺が、未知⼦が賭けていた⾺の進路を妨害。マダムの⾺は失格し、未知⼦が賭けていた⾺は最下位となってしまう。有り⾦すべてをつぎ込んでいた未知⼦は、⼀瞬のうちに⼀⽂無しに。⼀⽅のマダムは、転倒して⾻折した⾺の安楽死を迫られる。
⼀億円の⾺を簡単に安楽死などさせられないとマダムは抵抗するが、常識で考えれば他に⼿段はない。ところが、通りすがりの未知⼦が、「たとえ⼿術をしても100%失敗する」との獣医の⾔葉に闘志をたぎらせ、したこともない⾺の⼿術を引き受けてしまう。
「私、失敗しないので」。
疑⼼暗⻤の表情を浮かべる関係者にきっぱり⾔い放ち、未知⼦は⼿術室へと向かうが…。
数週間後、東京に戻った未知⼦は、帝都医科⼤学付属病院のカンファレンスに姿を現す。カンファレンスでは、内科統括部⻑の特別患者で、名前を伏せての⼊院を希望している⼤腿⾻⾁腫患者の治療⽅針が話し合われていた。医師たちは、患部の下肢温存は不可能と判断。外科統括部⻑の蛭間重勝(⻄⽥敏⾏)も⼤腿部切断に同意し、流れ作業のように執⼑医を指名する。その決定に、唯⼀、未知⼦が異を唱える。
⽩⾐も着けず、露出過多な出で⽴ちで異議を申し⽴てる未知⼦に、カンファレンスは騒然となる。だが未知⼦は、不審者呼ばわりされてもまるでおかまいなし。堂々と下肢温存を主張する。その、傍若無⼈さに事務⻑の烏丸⾦男(笹野⾼史)は激⾼。⼒づくで追い出しにかかるが、その騒ぎを内科統括部⻑が⼀喝。その⼈こそ、未知⼦をカンファレンスに呼んだ張本⼈、北海道で未知⼦に⾺の⼿術をさせた、あのマダム、⾺淵⼀代だった︕
<キャスト>
米倉涼子、藤木直人、内田有紀、遠藤憲一、猪野 学、野間口徹、満島真之介、笛木優子、水沢エレナ、鈴木浩介、浅野和之、笹野高史、岸部一徳、三田佳子、西田敏行、田口トモロヲ(ナレーション ) ほか
第2話
蛭間重勝・外科統括部⻑(⻄⽥敏⾏)が1⽉に執⼑したばかりの患者、⼆宮欽也(寺⽥農)にガンが再発する。不動産王の⼆宮は、帝都医科⼤学付属病院での蛭間ブランドを⽀える強⼒なスポンサーだ。⾦のかかる主任教授選を間近に控え、⼿術ミスの可能性がある再発を認めるわけにいかない蛭間は、新たな初期のがんが発現したと⼆宮に嘘の病状を告知。海⽼名教授(遠藤憲⼀)をはじめ、⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)を除く第⼆外科の取り巻きたちは、⾝を投げ打って蛭間の⼯作に全⾯協⼒する。
しかし、術前検査の結果、外科的アプローチが困難な転移ガンが発⾒され、蛭間たちはより厳しい状況に⽴たされてしまう。蛭間と対⽴関係にある⾺淵⼀代・内科統括部⻑(三⽥佳⼦)は、患者を内科に引き渡すよう要求。外科と内科のトップ同⼠のぶつかり合いに、取り巻きたち激しい⽕花を散らし、壮絶な“御意合戦”が繰り広げられる。そんな中、未知⼦は⾃信をもって執⼑を名乗り出るのだが、誰ひとり取り合う者はいなかった。
ところが、その⽇の夜、蛭間は突然、未知⼦を第4助⼿に指名。成功率5%という無謀な⼿術に、未知⼦を⽴ち会わせる…!?
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、寺⽥ 農、藤真利⼦、笹野⾼史、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
第3話
帝都医⼤の教授夫⼈会、通称“⽩薔薇会”の会⻑を務める蛭間華⼦(藤真利⼦)が急きょ、夫の蛭間教授(⻄⽥敏⾏)に蟹江外科教授夫⼈(明星真由美)の再⼿術を要請する。華⼦は、海⽼名教授(遠藤憲⼀)の執⼑で1年前に⼩腸の⼿術を受けた蟹江夫⼈の術後の調⼦悪さを、内科教授夫⼈の三村寅⼦(⼭本未來)に⾒破られ、腹に据えかねていたのだ。
⽩薔薇会では、表向きの華やかさとは裏腹に、⽔⾯下では院内の教授たち同様、外科夫⼈グループと内科夫⼈グループのドロドロとした権⼒争いが繰り広げられていた。少しでも早く内科夫⼈グループを⾒返してやりたい華⼦。しかし、蟹江夫⼈の現状を改善するには⼩腸移植以外に⽅法がなく、ドナーが⾒つかるまで⼿術は不可能だった。
そんな中、蟹江夫⼈に続き、三村夫⼈までが外科に⼊院してくる。
三村夫⼈には腎不全の持病があった。夫⼈会ではライバルの⼆⼈だったが、実はハトコの関係にあると知った⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は、⼩腸と腎臓を交換する⽣体間移植をひらめく。しかし、三村夫⼈の主治医となった近藤忍(藤⽊直⼈)は、⼿術のリスクや⼆⼈の仲の悪さを考えれば、臓器の交換に応じるわけがないと、まるで取り合わない。
ところが、その翌⽇、近藤は未知⼦に無断で、⽣体腎・⼩腸交換移植⼿術を、蛭間教授に提案する︕
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、藤真利⼦、笹野⾼史、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第3話ゲスト>
⼭本未来
第4話
銀座のクラブ『中園』のママ、四条留美⼦(釈由美⼦)が、蛭間教授(⻄⽥敏⾏)を訪ね帝都医⼤にやってくる。政財界は⾔うに及ばず、芸能界、スポーツ界、そして医学界にも太いパイプを持つ留美⼦は、銀座の⼥帝として蛭間の出世にも⼀枚噛んでいるらしい。
そんな留美⼦に進⾏ガンが⾒つかる。海⽼名教授(遠藤憲⼀)は、⼿術は難しいと判断。蛭間も化学療法の選択を勧める。しかし、留美⼦はそれを拒否。⼿術をしなければ⿊い秘密をすべて世間にばらすと、持参した⿊⾰の⼿帖を突きつける…!!
留美⼦のCT画像を⾒た⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)は、蛭間たちがためらっている⼿術の執⼑を申し出る。だが、未知⼦の異質な存在感に⽬を留めた留美⼦は、医者よりずっと稼げるとホステスにスカウト。⾦ではなく⼿術に興味のある未知⼦は「いたしません」とキッパリ断り、その場を⽴ち去る。
その夜、留美⼦が意識を失い倒れる。急きょ駆けつけた未知⼦は、必死に⼼臓マッサージを試みるが…︕
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、藤真利⼦、笹野⾼史、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第4話ゲスト>
釈由美⼦
第5話
ゴッドハンドとして世界的に知られる外科医の⽇下部光彦(別所哲也)が、蛭間外科統括部⻑(⻄⽥敏⾏)の招聘に応じ凱旋帰国を果たす。蛭間は⽇下部による公開⼿術を計画。天才ドクターとのつながりをアピールすることで、統括部⻑としての⾃分の株を上げようという算段だ。
そんな⽇下部が、「私は失敗しないので」を世界で最初に使ったのは⾃分だと主張し、⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)にフレーズの使⽤禁⽌を⾔い渡す。確かに、⽇下部の⼿術は成功率100%を誇っていたが、神原晶(岸部⼀徳)の⽿には、何かカラクリが存在するとの噂が届いていた…。
後⽇、⽇下部は進⾏ガン患者を対象に、もっとも難易度の⾼い術式での公開⼿術を⾏う。⽇下部に酔⼼するフリーランス⿇酔科医の城之内博美(内⽥有紀)は、未知⼦の冷たい視線に屈することなく、ノーギャラで⽇下部をサポート。完ぺきなオペを間近に⾒るが、⽇下部のわずかな動きに違和感を覚え…。
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、六⾓慎司、⽔沢エレナ、笹野⾼史、岸部⼀徳、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第5話ゲスト>
別所哲也
第6話
講師の近藤忍(藤⽊直⼈)と海⽼名教授(遠藤憲⼀)が次期主任教授の座をめぐり攻防を繰り広げる中、近藤の⽗・六助(泉⾕しげる)が地元で診察してもらった⾃分のカルテを⼿に病院を訪ねてくる。街の⾃転⾞屋で競⾺と酒が趣味の六助は、ステータスを尊ぶ⼤学病院で出世を⽬論む近藤にとってアキレス腱のような存在。近藤は、「お前に診てもらいたい」という六助の訴えを、カルテも⾒ずに飲酒による肝炎だと退けると、六助の相⼿を⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)に任せ、蛭間外科統括部⻑(⻄⽥敏⾏)に付き従い⾏ってしまう。
その後、未知⼦の診たてで六助に遅発性脾臓破裂の疑いが浮上する。しかし、蛭間から教授推挙の条件として特別患者の執⼑を任命されていた近藤は、脾臓を全摘出すればいいと未知⼦に⾔い残し、特患の⼿術室へと消えていく…。
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、浅野和之、笹野⾼史、藤真利⼦、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第6話ゲスト>
泉⾕しげる
第7話
外科と内科の対⽴が激しさを増す中、蛭間外科統括部⻑(⻄⽥敏⾏)の推薦により近藤忍(藤⽊直⼈)がついに教授となる。海⽼名教授(遠藤憲⼀)を抜き次期主任教授の本命に躍り出る近藤。だが、思いもよらぬライバルが出現する。蛭間が⾦沢に左遷した前主任教授の鷹野(浅野和之)が、⾺淵内科統括部⻑(三⽥佳⼦)の命で呼び戻されたのだ。海外でも認められた論⽂の成果を引っさげて凱旋を果たした鷹野は、次期主任教授選の⽴候補を表明。⾺淵とともに蛭間へのリベンジ燃える。
鷹野は蛭間潰しの秘策として、論⽂の実践が可能ながんを患う、厚労省医政局⻑の⺟親・浅井久恵(⽩川由美)を⾦沢から転院させる。蛭間陣営は近藤と海⽼名が⼀時停戦でタッグを組み外科的処置を提案。しかし、鷹野を擁する⾺淵陣営の最新の治療法にはまるで⻭が⽴たない。そんな中、⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)がそれを凌駕する術式を提案する。それを聞いた蛭間が⽬の⾊を変え…!?
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、浅野和之、笹野⾼史、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第7話ゲスト>
⽩川由美
第8話
帝都医⼤・本院をクビになった⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)が、謎の依頼主からの要請で帝都医⼤・⾼松分院に派遣される。未知⼦のせいで地⽅勤務を余儀なくされている加地英樹(勝村政信)が働くその病院で、未知⼦は、漁師に憧れる⼊院患者の少⼥・村⽥九留美と出会う。九留美の病気は悪性の筋繊維芽細胞腫。⼀度は本院で引き受けたもののオペは不可能との判断で、再び⽣まれ故郷の⾼松に戻されていたのだ。
そのころ帝都医⼤・本院では、主任教授戦が本格的にスタートしていた。鷹野教授(浅野和之)の陣営にリードを許し焦る蛭間外科統括部⻑(⻄⽥敏⾏)は、海⽼名教授(遠藤憲⼀)らに浮動票の取り込みを指⽰するが、そんな蛭間をさらに追い詰める事態が起きる。娘の裕華⼦にメラノーマの転移ガンが発⾒されたのだ。病状は極めて深刻で、オペの成功例はアメリカで数例あるのみ。⾺淵内科統括部⻑(三⽥佳⼦)は、すぐに裕華⼦のアメリカ搬送を指⽰する。しかし、蛭間は断固としてこれを拒否。外科統括部⻑のメンツにかけ、帝都医⼤でオペをすると⾔い張る。オペの難しさを知っている海⽼名は、体が硬直し「御意」の⾔葉もない。
その夜、近藤忍(藤⽊直⼈)は裕華⼦を救える唯⼀の術式を検索する。すると、過去にアメリカで成功を遂げた医療チームの中に、なんとドクターXの名前が…!?
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、浅野和之、藤岡沙也⾹、藤真利⼦、笹野⾼史、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第8話ゲスト>
勝村政信
第9話(最終話)
⼤⾨未知⼦(⽶倉涼⼦)の望み通り、村⽥九留美(本⽥望結)の⼿術は帝都医⼤・本院で⾏われることになる。未知⼦(⽶倉涼⼦)は、胃・すい臓・脾臓・肝臓・⼤腸・⼩腸の6つの臓器すべて取り出して処置するという、⽇本で前例のない『多臓器体外摘出腫瘍切除』を、九留美を救う唯⼀の⽅法として選択する。
未知⼦といえども、今度ばかりは帝都医⼤の最先端設備と組織⼒が成功の絶対条件。近藤忍(藤⽊直⼈)、海⽼名教授(遠藤憲⼀)、鷹野教授(浅野和之)らの協⼒なしに、いつもの決まり⽂句「私、失敗しないので」を⼝にはできない超難⼿術だ。
ところが、⼿術の直前になって蛭間外科統括部⻑(⻄⽥敏⾏)から突然の中⽌が⾔い渡される。しかも、その⽇は、帝都医⼤本院の主任教授選、まさに、その⽇だった――!?
未知⼦vs巨⼤組織、最後の激突︕ その結末やいかに!?
<キャスト>
⽶倉涼⼦、藤⽊直⼈、内⽥有紀、遠藤憲⼀、猪野 学、野間⼝徹、満島真之介、笛⽊優⼦、⽔沢エレナ、浅野和之、笹野⾼史、岸部⼀徳、三⽥佳⼦、⻄⽥敏⾏、⽥⼝トモロヲ(ナレーション ) ほか
<第9話ゲスト >
本⽥望結