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ドクターX~外科医・大門未知子~(2012)
放送予定
「第1話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/06/01-02.jpg)
帝都医科大学付属第三病院の新米医師、森本光(田中圭)はクラブでの合コン中に男性の急病人と出くわす。
他の医師らが「ヘタに手を出して、訴訟にでもなったら」と制止するのを振り切って、森本は患者のもとに駆け寄り診察を始める。
しかしなかなか原因が分からず、焦るばかり…。そこへ、さっきまでフロアの中央で激しく踊っていた女性がやってきて、「そんなんじゃ死んじゃうよ」と言い放つと、テキパキと森本に指示しながら、男性客のズボンを一気に下ろし触診を始める。
女性は到着した救急隊員に病状を的確に報告すると、森本を救急車に押し込み、夜の街へと消えていった。
後日、医師とは思えぬ派手な出で立ちで病院にやってきた女性を見て森本は驚く。
クラブで完璧な応急処置をした女性は、紹介状を持って帝都医科大学付属第三病院にフリーランスの外科医としてやってきた大門未知子(米倉涼子)だったのだ。
病院では、勤務環境の過酷さから複数の医師が一斉に退職したばかり。
未知子はその補充要員として医師紹介所からやってきたのだった。
だが、変わっているのは派手な外見だけではなかった。
未知子は着任早々、病院長が執刀を予定している手術に異議を唱える。
古い手術法と、長らく手術の現場から離れていた院長の手腕を無遠慮に追及する未知子に、周囲は凍り付く。
未知子の指摘はもっともで、医師であれば誰でも気づくことだったが、大学病院において上司に楯突く者など一人もいないのが現実。
一気に病院内の反感を買った未知子は、医師免許の必要がない雑用ばかりを押し付けられることに。
しかし、未知子が危惧した通り、院長が執刀を始めた手術はとんでもない事態を迎える…︕
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第2話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/06/02_02.jpg)
政治家の紹介で、出版社社長の二階堂登(半海一晃)が入院してくる。
芸能界や政界に顔が利き、社会的影響力の強い二階堂の入院を、毒島院長(伊東四朗)や事務長・寺山金子(室井滋)らはVIP待遇で迎える。
しかし他の患者が並んでいても順番を守らず、傍若無人な二階堂の態度に、フリー外科医の大門未知子(米倉涼子)は不満を隠せない。
一方、二階堂の執刀を命じられた鳥井高外科部長(段田安則)は内心、不安を抱いていた。
「研究と論文と根回しだけで教授になった」とささやかれる鳥井は、最近は手術を行う機会がすっかり減り、腕前に自信がなかったのだ。
さらに二階堂の態度は高飛車で、携帯を使おうとしたり、手術の日を早めさせようとするなどわがままばかり。
我慢ならない鳥井だったが、上に楯突くことはできないのが白い巨塔の現実だった。
二階堂はすい臓ガンを患っており、鳥井は手術と化学療法との併用で完治を目指すという。
だが、患部が残ってしまう可能性のある術式に未知子は猛反対。私なら患部を残さず切除できると主張し、執刀を代わるよう迫る。
無論、そんな振る舞いは許されるはずもない。未知子は代わりに、鳥井が受け持つはずだった別のすい臓ガン患者の手術を担当することになる。
数日後、二つの手術が同時に始まった。未知子は猛スピードでオペを進行。助手の森本光(田中圭)は、ついていくのが精一杯だ。
一方の鳥井は、開腹直後にその手を止めていた。二階堂のガンは予想以上に広がり、鳥井の手には負えない状態だったのだ。
鳥井はそのまま閉腹する判断を下すが、毒島はそれを許さない。手術室は騒然となるが…
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第3話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/07/03.jpg)
テレビ出演やレシピのブログで人気の料理研究家、花山三恵(平岩紙)が食道ガンで入院してくる。
はりきって医師らに自慢の手料理をふるまい始めるが、
一口食べた大門未知子(米倉涼子)は「まずい」と一刀両断してしまう。
折しも帝都医科大学付属第三病院では、患者本位の医療を目指して、
コンプライアンスに力を入れ始めていた。
そんな中、三恵が「すごーく感じの悪い女医さんがいた」と、
未知子のことをさっそくブログに書き込み、事務長・寺山金子(室井滋)の目に留まってしまう。
そんなことは気にも留めない未知子は、食道ガンだけでなく三恵の味覚障害まで指摘すると、逆に三恵に「名誉毀損で訴える」と言われてしまう。
さらに未知子は、執刀医でもないのに突然、「私に切らせてください。私、失敗しないので」
と三恵に直訴するが、手術の後遺症で料理研究家としての道が閉ざされる事を知った三恵は、
「絶対に手術はしない!」と断言する。
三恵の担当医である原 守(鈴木浩介)は、内科へ引き継ぐことを決めるが、
三恵が突然、吐血し倒れてしまう・・・
何かとクレームをつけてモンスター化する患者が増える中、
その対策に追われる病院の実態に未知子はどう立ち向かうのか…?
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第4話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/07/04.jpg)
帝都医科大学付属第三病院・第二外科きっての敏腕ドクター・加地秀樹(勝村政信)が、
テレビ番組で紹介される。
取材に対し、「患者の命を救うことはプライスレスのライフワーク」と答え、番組は大評判となる。
そんな加地を頼って、高校の同級生で外資のファンドマネージャーとして活躍する
四谷篤(鶴見辰吾)がやってくる。一日に数百億を動かすという四谷は、
早く退院できるよう、腹腔鏡手術で十二指腸ガンを切除して欲しいと依頼してくる。
「謝礼はいくらでも払う」との四谷の言葉に、加地は他の手術の予定を変更して執刀に当たることにする。
ところが、加地は腹腔鏡ではなく開腹式を選択。十二指腸は腫瘍の位置が把握しにくく、
“腹腔鏡の魔術師”と言われる加地でも、切除は難しいとの判断からだった。
これに対し大門未知子(米倉涼子)は、腹腔鏡と内視鏡を併用した前代未聞のハイブリッド手術を提案。
唖然とする加地たちの視線をものともせず、「私できます」と言ってのけるが…
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第5話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/07/05.jpg)
いつも通り定時に医局を出た大門未知子(米倉涼子)は、
思いがけず一人の少女・五木田早紀(二宮星)に呼び止められる。
早紀は激しい足の痛みを訴え、未知子に「お金いっぱい払うから」と手術を懇願する。
担当が違う上に子どもが得意ではない未知子だったが、泣き叫ぶ早紀を放ってはおけず、
仕方なく小児外科の主治医・岸田卓也(福士誠治)のところに送り届ける。
岸田は小児科きってのイケメンで、説明も丁寧だと母親たちに大人気。
しかも小児外科を牛耳る相馬教授(石丸謙二郎)に目をかけられている岸田は、
若くして准教授になったスター医師だ。
しかし、元妻の麻酔科医・城之内博美(内田有紀)は、
医者を顔で選ぶなんて「頭が空っぽ」と手厳しい。
一方、未知子に泣きついてきた早紀に言わせれば、岸田は病気を治してくれない“使えない医者”。
早紀の痛みは「母親からの愛情不足によるストレスが原因」という岸田は、
相馬教授の診立てを支持していたのだった。
実際に、早紀の痛みは日ごとに部位が変化。
痛みを訴える場所をレントゲンで撮っても、異常は発見されていなかった。
翌朝、再び未知子の前に現れた早紀は、今度はおなかが痛いと訴える。
痛みが日々移動していることに着目した未知子は、早紀が三カ月前に相馬教授による緊急オペを受けていたことを知り、
担当外にもかかわらず、小児外科のカルテを調べ始めるが…
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第6話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/07/06.jpg)
名医紹介所に、医者になる前の大門未知子(米倉涼子)を知る六坂元彦(六平直政)が訪ねてくる。六坂は10年前、未知子の父の執刀で肝臓ガンの手術を受けていた。その後つつがなく過ごしてきたが、今また肝門部胆管ガンを発症。どこの病院でも手術を断られ治療をあきらめていた六坂は、最後に医者になった恩人の娘の顔を一目でも見ておこうとやって来たのだった。
たしかに、六坂のガンはステージ3まで進行しており、一刻を争う状況にあった。未知子は即刻、本院での所用に忙しい毒島(伊東四朗)に代わって院長代理を務める鳥井教授(段田安則)に、入院許可を求める。しかし、代理とはいえ念願の院長席に座った鳥井は、権威の座に酔うばかりで聞く耳を持たず、事務長の寺山金子(室井滋)も空き部屋はないと無下に断ってしまう。
そんな状況を知った神原晶(岸部一徳)は、迷わず毒島に連絡。10年前の毒島と未知子の父、そして六坂との関係を告げる。すると、六坂は毒島の特別患者としてVIP専用室への入院が許されることに…。
そのころ、鳥井は執筆した論文を国際会議で発表できることになり、まさに有頂天にあった。だが、そんな鳥井の夢を打ち砕く、恐ろしいカルテが届く。それは、自らの検査結果で病名は肝門部胆管ガン。状況は六坂の症状に酷似していた…。
またとない出世の好機を逃したくない鳥井は、病状を隠して執務に当たる。
そんな中で開かれた術前カンファレンスで、六坂の執刀をめぐり未知子と加地が激しく対立する。手術をすれば死ぬという加地と、手術して助けるという未知子。判断を求められた鳥井は、らしからぬ決断を下す!
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第7話」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/07/07-1.jpg)
肝臓ガンをひた隠しにする鳥井第二外科部長(段田安則)は、満座の中で大門未知子(米倉涼子)から一刻を争う病状だと指摘されたにもかかわらず、病気であること自体を認めず、国際会議での論文発表に向け執筆に没頭する。本院から鳥井の刺客となる若きスター医師・土方幾也教授(山本耕史)が赴任してくると決まった今、鳥井は自分の命に代えてでも論文発表を成功させ、外科部長の座を死守する覚悟だった。
土方を呼び寄せた張本人の毒島院長(伊東四朗)は、そんな鳥井を静観するそぶり。一方、未知子を除く第二外科の医師らは、鳥井の意思を尊重し、一丸となって論文作成に協力する。
刻一刻と病状が進行する中、鳥井は執念で論文を書き終える。ところが、国際会議出発の日、病院関係者や妻、そして愛人に見送られる中、鳥井はついに倒れてしまう…!
今やれっきとした病人となった鳥井は、腹をくくって加地(勝村政信)に執刀を依頼する。加地は、ガンは進行しているものの患部の切除は可能と診断し、鳥井を安心させる。しかし、未知子は切除できる時期はもう過ぎたと異議を唱える。
実は、加地は事務長の寺山(室井滋)らと相談し、偽の診断画像を使ってでも真の病状を伏せると決めていたのだ。鳥井は絶望的な気持ちを必死にこらえ、未知子から真実を聞き出す。未知子の診断では、鳥井の余命はわずか6カ月。助かるには生体肝移植しか道はないと非情にも宣告する。
【出演】米倉涼子、田中 圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
「第8話(最終回)」
![](https://www.bs-asahi.co.jp/wp-content/uploads/sites/998/2024/07/08.jpg)
鳥井第二外科部長(段田安則)の肝臓ガン手術を土方幾也教授(山本耕史)から奪い返した大門未知子(米倉涼子)は、怒りに震える毒島院長(伊東四朗)をよそに、いつも通りの集中力で手術に挑む。
大勢のプレスが集まる見学室には、本院の勅使河原主任教授(小林稔侍)が突然姿を現す。本院から赴任したばかりのスター医師・土方ではなく、フリーランスの医師が執刀していることに苦言を呈する勅使河原。毒島らは返す言葉がない。
そんな中、鳥井の患部から想定外の多量出血が…! たまりかねた毒島は手術室に乱入し、未知子からメスを奪おうとする。しかし、そんな毒島を制し、未知子はタイムリミットわずか1分半という驚きの術式を強行。未知子と毒島、二人の緊迫の作業が始まる…。
術後、勅使河原はプレスに口止めし、予定通り土方の執刀と発表する手はずを整える。ところが、ある週刊誌が暴露記事を掲載。未知子を『黒い女医』と断じた記者の八木(津田寛治)は、大学病院の不祥事として続報も発表するという。
院内は今や大混乱。転院や手術のキャンセルを申し出る患者が続出し、未知子は自宅謹慎を命じられる。そんな中、本院から第二外科の人事異動が言い渡される…。
【出演】米倉涼子、田中圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、紫吹 淳、林 丹丹、小林稔侍(特別出演)、岸部一徳、室井 滋、段田安則、伊東四朗 ほか
劇場版ドクターX 2024年12月6日公開!
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公式サイト:https://doctor-x-movie.jp/