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#256

子ども部屋はいらない?ボクとパパとママの家づくり

今回は、東京の下町の風情が残る街にある3LDKのマンションで、夫と小学生の息子と3人で暮らすけいこさんの断捨離。一見、リビングもダイニングもスッキリしていて、特にモノが多いようには感じられませんが、けいこさんいわく「見えるところはきれい。でも引き出しや棚にはモノがパンパンに詰まっている状態」なのだそう。料理好きなけいこさん、用途別にそろえた大小さまざまな鍋や調理用具がいっぱい。以前は自宅でパン教室も開いていましたが、コロナ禍でお休みしたことに伴って家の中のモノも増えていき、人を招き入れることも適わなくなってしまいました。再開を考える今、またおもてなしができる家にしたいと思っています。さらにもう一つの大きな問題が、納戸状態の部屋にありました。キッチンに収まりきらなくなった調理用具や、子どものおもちゃや本類、夫婦の本や日用品が雑多に置かれたままの状態です。いずれ子どもの部屋にしたいと考えているこの部屋も、どうにかしたい大きな課題でした。
やましたさんはダイニングを客観視して、何が空間を台無しにしているかをけいこさんに質問。すると、けいこさん自身もあることに気付きます。それは自らが気に入って置いていた白い大きな棚…心のどこかで薄々窮屈さを感じていたのです。快適な空間を作るために、まずは引き出しと食器棚の中を断捨離して、ディスプレイのような余白づくりを実践。しっかり者の息子・しゅんすけ君をリーダーに断捨離を進めていきます。家族で力を合わせ順調かと思いきや、しゅんすけ君の部屋作りで夫妻の意見に食い違いが発生。成長していく子どものために今、何をすれば良いのか。そこで今度は意見をまとめるために家族の「だんしゃりかいぎ」を開催し、3人が合意しての断捨離が再び始まりました。わが子の“大切な今”と“大切なこれから”を考える父と母それぞれの思いと、しゅんすけ君自身の望み。仲良し家族の「子ども部屋作り」、果たしてその結果は…?