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#245

大阪発・機械だらけの家 病の父へ“安らぎ展示館”

今回は、大阪府在住のみさきさんからのSOS。同じ大阪府内にある実家を断捨離したいといいます。2024年の夏に弟が実家を出て、70代の両親ふたりだけの暮らしが始まりましたが、部屋の中は床にまで雑多なモノが置かれ、足元が危ない状態。2階にある寝室もそろそろ1階に移した方が良いとみさきさんは考えていました。そんなとき、父親の病気が見つかり、これを機にこれからの毎日を安全に穏やかに過ごしてもらえる家にしたいと思ったのです。
部屋のあちこちには父親の仕事関係の専門的な医療機器やサンプル、本やパンフレットなどが大量に置かれていて、母親やみさきさんには判断ができないモノも多くありました。やましたさんは「置かれている専門的な品々は、父親の仕事への誇りを表すもの。捨てること=断捨離ではない。生きてきた証として大事に展示しよう」と提案。みさきさんと母親は「今までにない発想」と驚きつつも希望を見いだしたと話し、1階を動きやすく過ごしやすい空間に、2階を父親のプライベート展示室にすべく、処分するモノ、展示するモノ、使っているモノに分け、取捨選択で断捨離を進めていきます。
幼い頃から家族で暮らした実家で、高齢になっていく両親が今後も穏やかに暮らせるように、そして自分も安心して帰れる実家になるように…。みさきさんの思いは、この断捨離によってどのように実を結ぶのでしょうか?