番組概要

ザ・ドキュメンタリー
島倉千代子~愛と哀しみの歌人生~

【放送日時】2019年1月19日(土)よる7:00~8:54

「この世の花」「からたち日記」「東京だョおっ母さん」「鳳仙花」「人生いろいろ」。旅立ちから5年。今も多くの人の心に残る島倉千代子の歌声。島倉は16歳で歌手デビュー以来、哀愁を帯びた唯一無二の「島倉節」で数多くのヒット曲を世に送り出した。さらにレコーディングした曲は2000曲以上。昭和の歌謡史に確かな足跡を残した。だが平成25年(2013年)11月8日、肝臓がんのため75歳で旅立った。今回、歌唱映像、ゆかりの人たちの証言、貴重映像など共に、歌手、島倉千代子の歌人生に迫る。
※島倉千代子・昭和13年(1938)3月30日 生まれ~平成25年(2013)11月8日没(享年75)

≪島倉は挑戦者!≫
島倉はステージでさまざまなものに挑戦しファンを喜ばせた。
●アイススケート…昭和52年新宿コマ劇場公演「チヨちゃん・オン・アイス」
●乗馬…昭和56年新宿コマ劇場公演
●ラインダンス…昭和55年1月浅草国際劇場公演「歌あればこそ我いのち」

≪発掘!貴重映像≫
今回、未公開の公演映像を島倉自身が保存していたことがわかった。
●昭和56年10月、千葉県柏市でのコンサート。「鳳仙花」を歌唱指導
●平成10年5月、デビュー前に所属していた「若旦那楽団」のメンバーたちとの同窓会

≪著名人が明かす島倉秘話≫
研ナオコ…平成6年NHKホール「千代子の贈りもの~40周年記念リサイタル」に際し、ドレスのデザインを担当。島倉は研のセンスの良さに感心していた。

≪島倉千代子と作家との絆≫
船村徹…島倉にとって特別な作品だった「東京だョおっ母さん」。平成11年、テレビでこの曲の特集が組まれた際、自らの母への思いを綴った手紙を島倉は船村に出した。名作には船村自身の母への思いも込められていた。島倉直筆の手紙と名作誕生秘話を紹介。
西沢爽…「からたち日記」(作曲・遠藤実)を始め、多くのヒット曲を手掛けた作詞家の西沢爽は最も多くの詩を島倉に提供した。そこには、西沢と島倉が紡いだ絆があった。24歳の島倉と西沢が対談した貴重な音声を紹介。

≪紹介楽曲≫
♪人生いろいろ ♪鳳仙花 ♪この世の花 ♪からたち日記 ♪東京だョおっ母さん
♪りんどう峠 ♪思い出さん今日は ♪襟裳岬 ♪涙の谷間に太陽を など