バックナンバー

#1930

DBシリーズの最新作 オープンモデルから試乗

2023年、創業110周年を迎えたアストンマーティン。紆余曲折の歴史を持つ同社も、このところSUVタイプのDBXが好調だ。 F1でもフェルナンド・アロンソ選手が活躍中で、チームとしては2026年からのホンダとのパートナーシップがすでに発表されている。
英国の高級スポーツカーメーカーとして新たに存在感を示し始めたいっぽうで、従来のプロダクトラインナップの中核をなす「DBシリーズ」も記念すべき年にDB12が登場。今回日本にはオープンモデルの「DB12ヴォランテ」がやってきた。
ご存じのとおり、DBシリーズの“DB”とは、かつて第二次世界大戦直後、窮地にあったアストンマーティンに救いの手を差し伸べたデイビッド・ブラウンの頭文字を取ったものだ。スーパーレッジェーラ製法の軽量ボディでおなじみのDB4、かつて小林彰太郎CG創刊編集長も共同所有していたDB4GTザガート、映画「007シリーズ」のボンドカー、DB5がよく知られるところだろう。その“シリーズ最新作”に、ようやく触れる機会がやってきた。
 
登場車種:アストンマーティン DB12ヴォランテ