#1889 小さなボディの偉大なクーペ BMW M2
今週は、松任谷正隆とCG副編集長・中村昌弘氏がBMW M2に試乗する。
BMW M2が二代目へと進化した。2ドアのクーペボディは日本に丁度良いコンパクトサイズながら、フロントには460馬力の3リッターストレート6ターボエンジンを積む。FRならではの走りっぷりで、町中から走り慣れたワインディングロードまで、きっと我々を楽しませてくれるに違いない。
BMW M2クーペ
2代目となる「G87 M2」は2022年10月に発表された。スクエアなキドニーグリルやエアインテークが作り出す力強いフロントマスクが目を引く。ワイドに強調されたフロントフェンダーには19インチ、リアには20インチタイヤを装着する。
3リッターストレート6ツインターボエンジンを搭載し、組み合わされるトランスミッションは、日本でも6段MTと8段ステップトロニックから選択可能。ベースモデルに対して、エンジンルーム内のストラットブレース追加や前後アクセルのサブフレームの補強で、サーキットなどハードな走りに備えている。
半世紀前、欧州初のターボエンジンを積んだ量産車BMW 2002ターボの再来と位置づけられた新型M2をようやく試すことが出来ることとなった。兄貴分にあたるM3そしてM4と同じ直列6気筒ツイン・ターボを積んだスポーツクーペなのだ。このコンパクトなパッケージは、どんなドライビング・プレジャーを与えてくれるのだろうか。希少価値とも言えるFRレイアウトでMTも選択可能なこのクルマ、早速いつもの場所へ連れ出すことにする。
登場車種:BMW M2
#1889 小さなボディの偉大なクーペ BMW M2
今週は、松任谷正隆とCG副編集長・中村昌弘氏がBMW M2に試乗する。
BMW M2が二代目へと進化した。2ドアのクーペボディは日本に丁度良いコンパクトサイズながら、フロントには460馬力の3リッターストレート6ターボエンジンを積む。FRならではの走りっぷりで、町中から走り慣れたワインディングロードまで、きっと我々を楽しませてくれるに違いない。
スポーティなBMWのラインナップにあって、さらにサーキット走行を視野にその性能を研ぎ澄ませたMシリーズ。モデルチェンジの度にパフォーマンスアップを果たし、同時に少しずつ大きなボディに進化してきた。
BMWは引き続き、2シリーズにFRのクーペをラインナップする。その頂点に立つのが新型M2なのである。
BMW M2クーペ
2代目となる「G87 M2」は2022年10月に発表された。スクエアなキドニーグリルやエアインテークが作り出す力強いフロントマスクが目を引く。ワイドに強調されたフロントフェンダーには19インチ、リアには20インチタイヤを装着する。
3リッターストレート6ツインターボエンジンを搭載し、組み合わされるトランスミッションは、日本でも6段MTと8段ステップトロニックから選択可能。ベースモデルに対して、エンジンルーム内のストラットブレース追加や前後アクセルのサブフレームの補強で、サーキットなどハードな走りに備えている。
公式サイト:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2022/bmw-2-series-coupe-m-automobiles-highlights.html#tab-0
試乗した松任谷は「普通に走らせる限り、どこまでも接地感が高くて安心感がある。ステアリングの重さも丁度良く、ブレーキのタッチも丁度良い」との感想。
CG副編集長・中村氏は「乗り心地は悪くない。4輪が路面をがっちり掴んでいる感じが凄くして安心して飛ばせる。シートのサポートが凄く良い。膝の後ろまで覆ってくれて体を支えやすい」と述べた。
試乗後の感想
本日試乗した車の魅力について、松任谷とCG副編集長・中村氏が語り合った。
松任谷は「先代からはずいぶん良くなった!オールラウンダー的で、かなり最上級に近い良さ」と賞賛し、どこまでも滑らかで速いことから “高速プリン”と称した。