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#1733

メモワール ショパールのすごさとベルトーネの歴史

23年前(1999年)のジュネーブショーはつい最近ご覧いただいたばかりだが、実はその“次回予告”に意外なほど(記憶がなかったのだ)おもしろいものを“発見”した。2つのテーマに分かれたその第594話には、スイスの時計の名門であるショパールのオーナー訪問記と、ショーの直前に天に召されたヌッチョ・ベルトーネの物語が詰め込まれていたのだ。まだお元気だった小林彰太郞さんの“時計談”も興味深いハズだし、当時はまだ広くは知られていなかった“ベルトーネ育ち”のデザイナー、ジウジアーロやガンディーニのエピソードは、結構貴重なものであるだろう。因みに、クルマのカロッツェリアとしてのベルトーネは、ピニンファリーナよりも歴史が長いのである。