バックナンバー

#1725

“普通”と“洗練”と“驚き”イッキ乗り後編

番組恒例の“一気乗り”では500台以上の輸入車を紹介してきたことは前回お伝えしたが、今回の2020年版後編でごらんいただく4台もまた、記憶に残るものとなった。それにしても、メルセデスのAクラスに加わった“ハッチバックでは無いセダン”を見ると複雑な心境になる。現代の自動車用には、これほどの車種を増やす必要が本当にあるのか、という疑問である。そう思う一方で、ボルボが喧伝しつつ押し進める“EV/ハイブリッド化”のひとつ“ポールスター”という名の特別仕立てS60には、本当に感心させられてしまった。このクルマ、単なるハイパワーHVではなく、もはやアルピナやAMGの“格別な1台”さながらの“いいクルマ”なのである。