バックナンバー

#1687

新世代の508 フランス流に脱帽

いまの時代、名だたるメーカーの多くが他国の資本に支配されてはいるが、うまくいってる例がほとんどで、ブランドに傷がつくことが無いどころか、むしろ“史上最良の状況”にあるものが多いようだ。世界最古の部類に入るフランスのプジョーもそのひとつで、SUV重点主義の成功のあと、今度は本来のセダン系の強化に入る余裕を得たようだ。その成果が、今度の(2代目となる)508というクルマで、これが実にいい。1.6のガソリンも2.0のディーゼルも、どちらか一つに選びきれないほどの好感が持てるのだ。このぶんなら、これから加わる“電動化仕様”にも大いに期待できそうだ。
 
登場車種:PEUGEOT 508 GT Line , PEUGEOT 508 GT Blue HDi、Alfa Romeo GIULIA 2.2 TURBO DIESEL SUPER