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#1644

恒例のM5vsB5 上質高性能 セダン対決

あたまに‘M’のつくBMWのスーパーセダンは、34年前の1984年、初代のM5から始まった。幻のスーパーカー‘M1’由来の6気筒3.5エンジンのパワーは286馬力だった。しかし今度の新型M5はV8ターボ4.4で600馬力の大台に到達、同時に4輪駆動にもなった。ゼロ400m加速11秒台の加速力を誇りながら(CG5月号で確認)乗り心地の良さをも追求しているという。ライバルは当然、アルピナの新型B5。パワーもトルクもさらに上をいくこちらも4輪駆動、しかも4輪ステアを採用している。つまり、2台の設計方針はかなり異なるのだ。この2台、同じボディの単なる“似て非なるもの”なのか、それとも双璧の言葉にふさわしいものなのか。

登場車種:
BMW M5
ALPINA B5 Bi-Turbo