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#1634

さらに上を極めたのか 至高のファントムEWB

ロールスロイスという、世界中の誰もが知る超高級車の中でも、1925年以来の特別な存在であるファントムは、21世紀のBMW体制になった際の“初代”で通算7代目、したがって今度の新型は8代目ということになる。いずれにしてもフツーの人々にはまったく縁のないクルマではあるのだが、クルマ好きにとってはその実体を知らずにはいられない。つまり、“どこにどう手を加えたら”あれほど上質な乗り味が生まれるものなのか、という“好奇心”に近いものを抑えようがないのである。今回のテスト車は標準型よりホイールベースが22cmも長いEWB仕様の方だが、1日も早く標準型にも乗ってみたいと考えているところだ。

登場車種:
ロールス・ロイス ファントム Extended Wheelbase