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#1630

メモワール マツダのお家芸ロータリー その“未来”に期待

ロータリーエンジンという、普通のピストンもクランクもない未来的なエンジンは、そもそも旧西ドイツのフェリックス・ヴァンケル博士が発明し、その特許をNSUというメーカーが取得したもの。NSU自身もそのエンジンを積んだクルマを2タイプだけ世に送り出したが、それに遅れることなくロータリー車の実績を上げたのが日本のマツダなのであった。以来、50年以上。マツダは91年にそのロータリーでルマン制覇まで成しとげて今日に至っている。そんなロータリーの生みの親と言うべき山本健一さんが昨年末に故人となられた。しかしいま、我われはあらためてロータリーは永遠であると信じている。
 
登場車種:
MAZDA 787B
MAZDA COSMO SPORT