放送内容

#20

システムエンジニアが農業に挑戦!家族で作りあげるアテモヤ果樹園

今回は沖縄県南風原町のアテモヤ農家・中村京睦(きょうぼく)さんのもとへ。
アテモヤは、2つの果実「チェリモヤ」と「シャカトウ」を掛け合わせて作られたもので、約25年前に日本へ。まだ生産量は少なく、就農11年目の中村さんは数少ない専業農家。
 
もともと東京でシステムエンジニアとして働いていた中村さんがアテモヤを知ったきっかけは、父 栄俊(えいしゅん)さんが定年後に始めた家庭農園。帰省した際に、美味しさに衝撃を受けたが、その後、アテモヤは広まっておらず、農家も増えていなかったことから自分が広めようと就農を決めた。
 
父からアテモヤの木を受け継ぎ、育て方を教わったが、1本の木にいくつ実らせるのが最適なのかなど、まだ栽培方法が確立されておらず、試行錯誤の日々。台風で壊滅的な被害を受けた年もあった。また、花粉を媒介する虫が少ないため、受粉は全て手作業。その数は2万個にも及ぶ。
生まれて初めて食べるアテモヤの味に果たして工藤は?