放送内容

#16

人工衛星開発から大豆農家に転身 目指せ!スマート農業

今回は栃木県大田原市の大豆農家・岩城善広さんもとを訪ねる。
40ヘクタールの畑で大豆・米・大麦を栽培する岩城さんは、元大手電機メーカーの技術者。ソフトウェア開発やスマートフォンの企画、人工衛星の開発を担当した。
そんな岩城さんの転機となったのは自身が大病を患ったこと。
そして、妻の実家を継ぐはずだった義弟の身に起きた不幸からその後の生き方について考えるように。
岩城さんは妻からの誘いもあり就農を決意。技術者ゆえに昔ながらのやり方に疑問を抱くこともあったが、経験を積むうちに納得。今は人工衛星開発で得た知識をもとにロボットや通信情報などの最先端技術を活用したスマート農業を試行錯誤している。カーナビにも使われる人工衛星「みちびき」からの電波を受信し、走行した場所が正確にわかるトラクターに、自作の人参運搬ロボットも登場。最後は自家製の大豆ご飯と豚汁に工藤も感激。