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放送内容
司馬遼太郎の世界 高島礼子の九州探訪
伝統の技をつなぐ陶芸のみち
2019年9月28日(土)午前10:00~午前10:55
日本を代表する作家・司馬遼太郎。
膨大な資料を読み解き、自らの足で各地を訪ねながら書き記した作品は、多くの支持を集めました。
「彼が、九州各地を巡った軌跡を今一度訪ねてみたい。」6年前、そんな想いから始まったこの番組の旅人となったのは…高島礼子です。
九州には、全国を代表する焼き物が数多く存在しています。
明治という時代を迎える以前、藩の財源として重宝された有田や伊万里の磁器。一方で庶民の
生活雑器としての歴史を守り続けた小石原や小鹿田の陶器。
それぞれに独自の歴史を育んできた九州の焼きものは、どのような歴史をたどったのか?
約300年前に福岡県の小石原焼の陶工を招いて開かれたとされる小鹿田焼の里は、現在も10軒の窯元が昔ながらの作陶方法で生活雑器を作り続けています。
さらに、今から200年近く前、わずか数年だけ焼かれていた臼杵焼。一度途絶えた「臼杵焼」を復活させようと4年前に取り組むようになったある陶芸家の思いを探ります。
■旅人
高島礼子