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光を操る巨大な画室
~京都・東山「白沙村荘」続編~
取材先情報
・白沙村荘 橋本関雪記念館
京都市左京区浄土寺石橋町37 TEL :075-751-0448
開館時間:午前10時から午後5時まで(最終入館受付 午後4時)
※季節などにより開館、閉館時間が変更される場合もございます.
※自然災害時など閉館時間が早まる場合があります
休館日:なし
料金(庭園+美術館):一般 1300円
学生 500円
(大学生以上から、学生証をお持ちの方すべて)
※高校生以下 無料
※入館料には美術館と庭園見学の両方が含まれております。
※特別展開催時は別料金設定となります。
※同伴者付きの場合のみ未就学児見学可能。
交通:【鉄道】
・JRを御利用の場合(京都駅から)
市営地下鉄にて烏丸今出川駅→
市バスまたはタクシーで銀閣寺道へ
・阪急電車を御利用の場合(阪急河原町駅から)
京阪電車にて京阪四条駅から出町柳駅まで→
市バスまたはタクシーで銀閣寺道へ
・京阪電車を御利用の場合(京阪出町柳駅から)
市バスまたはタクシーで銀閣寺道へ
【バス】
・JR京都駅から市バス100で銀閣寺前、
5または17系統で銀閣寺道へ
・阪急河原町駅から市バス32で銀閣寺前、 5系統で銀閣寺道へ
・京阪出町柳駅から市バス17系統で銀閣寺道へ
【車】
・京都東インターから、蹴上経由にて白川今出川交差点を右折。
駐車場:契約駐車場はございません。
最寄りのコインパーキングをご利用下さい。
非公開文化財公開:瑞米山(主家)、倚翠亭・憩寂庵(茶室)、
地蔵尊立像(重要文化財)などの特別公開をご希望の場合には、
白沙村荘事務局まで別途お問い合わせ下さい。
今回は京都・東山の「白沙村荘」続編。日本画家・橋本関雪が造り上げた白沙村荘は、作画のためには環境も重要な要素だと考えた関雪が、その半生をかけて生み出した邸宅です。まず拝見するのは主屋。画室と接客を兼ねた座敷からは、すぐ目の前が大文字山という、これ以上ない景観が望めます。建物の位置も意匠も、全て関雪の計算された設計によるものです。続いて拝見するのは、池の対岸に聳える巨大な画室「存古楼」。中に入ると驚くのは、その広さと天井の高さ。大きな天窓から外光を取り込むだけではなく、池の反射光と庇の長さを調整することにより、作画に邪魔になる影を消しているのです。白沙村荘は、光をも自在に操る巨大なアトリエです。
案内人:矢ヶ崎善太郎(大阪電気通信大学工学部教授)