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#257
圧巻!銘木の蔵座敷~福島県本宮市「蛇の鼻御殿」続編~
取材先情報
・花と歴史の郷蛇の鼻(蛇の鼻御殿)
福島県本宮市本宮字蛇ノ鼻38
TEL: 0243-34-2036
ホームページ:https://janohana.com
開館時間
4/1~10/25 9:00~17:00(受付終了16:30)
10/26~11/30 9:00~16:30(受付終了16:00)
12/1~3/31は蛇の鼻御殿のみ拝観可能(要予約)
※天候状況により拝観できない場合もあります
12/29~1月5日はすべて休園
入場料金
一般 大人(高校生以上)700円
小人(小学生以上)400円
※一般料金にて入園の際に発行されるパ スポート券を再入園時に提示すると、購入年に限り無料で何度でも入園することができます。但し 、団体料金の際には パスポート券は発行されません 。
団体 20名様以上 大人 600 円
小人 300 円
40名様以上 大人 500 円
小人 200 円
【鉄道】 JR東京駅(東北新幹線)→郡山駅(東北線)→本宮駅(約1時間30分)
【車】東京4(東北自動車道)4本宮I.C. 約3時間
いわきJCT.4(磐越/東北自動車道)4本宮I.C. 約1時間
本宮I.C. 4花と歴史の郷 蛇の鼻 約8分
JR本宮駅4花と歴史の郷 蛇の鼻 約8分
駐車場
あり
乗用車300台
バス10台
今回は福島県本宮市に残る「蛇の鼻御殿」の続編。地元の豪農・伊藤彌が建てた別荘兼迎賓館には、絢爛豪華な2階建ての主屋とは別に蔵座敷も付属しています。続編では主屋の2階と蔵座敷を拝見します。この家の見どころのひとつは銘木。主屋の1階にも白檀や柘榴などの珍しい材が用いられていましたが、2階の「老松の間」で出会ったのは何と琵琶の床柱。ご丁寧にも根元の部分に琵琶の彫り物が施されています。でも本当の驚きは実はここから。蔵座敷の入り口に入ると、そこには目を疑う光景が現れます。壁、建具から階段に至るままで、全て黒柿の一枚板で覆い尽くされているのです。他ではまず目にすることはない空間は、さらに蔵座敷2階にも続きます。奥の座敷にあったのは、これもめったに見ることはない花梨の床柱。驚きの設えが連続して現れる蛇の鼻御殿は、まさに圧巻の館です。
案内人:長田 城治(郡山女子大学准教授)