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#254
様式美の極み 近代和風建築~静岡県三島市「佐野美術館 隆泉苑」~
取材先情報
・隆泉苑(佐野美術館)
静岡県三島市中田町1−43
TEL: 055-975-7278
開館時間
午前10時から午後17時00分まで(入館受付は16時30分まで
休館日等
木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、展示替期間など
入館料
一般・大学生1,100円、小・中・高校生550円
【鉄道】・JR東京駅より新幹線こだま(58分)→JR三島駅
・JR名古屋駅より新幹線こだま(1時間47分)→JR三島駅
JR三島駅南口より
・伊豆箱根鉄道線(5分)→三島田町駅下車 徒歩3分
・タクシー10分
・南へ1.3km左側 徒歩17分
【バス】JR三島駅南口より
・東海バス(4番乗り場:新城橋行き又は、大平車庫行き)
佐野美術館下車。庭園内を通って美術館へお越しください。
【車】東名沼津I.C.、新東名長泉沼津I.C.より 伊豆箱根方面へ8km、
三島玉川交差点を左折、二つ目信号を右折、次の角左折(約20分)
駐車場
無料駐車場あり(50台)
放送時間枠変更後の第1回目は、静岡県三島市の「隆泉苑」を訪ねます。隆泉苑は、三島市出身の実業家・佐野隆一が両親のために昭和6年に造った庭園邸宅です。日本建築の二大様式である「書院造り」と「数寄屋造り」が洋室を境に左右に位置し、近代和風建築の典型例ともいえる建物となっています。建築にあたっては、良質の材と優れた職人技を惜しげもなく注ぎ込み、全体を極めて上質で美しい造形に仕上げています。屋内から望む庭園の景観は、まさに内と外の連続した日本建築ならではの趣。しかも書院棟と数寄屋棟からは、それぞれ別の風景を楽しむことができます。現在は佐野美術館の施設として活用され、三島市の文化活動の拠点として多くの人に愛されています。
案内人:土屋 和男(常葉大学造形学部造形学科教授)