番組表
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エンタメ・音楽
始まりはレンタル農園!家庭菜園を500倍に広げた就農物語
#83
工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました
2024年7月3日(水)よる10:00~10:30
魚が食べたい!#180 みんなも魚が食べたい
#180
魚が食べたい!-地魚さがして3000港-
2024年7月3日(水)よる9:00~9:54
金冠山(きんかんざん)
#108
そこに山があるから
2024年7月3日(水)よる10:30~10:54
映画・アニメ
シーズン51話 居場所づくり?
#1
湖池屋SDGs劇場サスとテナ
2024年7月3日(水)よる8:54~9:00
旅・くらし
迷宮グルメ 異郷の駅前食堂 タイ・サナームチャイ駅
#308
迷宮グルメ 異郷の駅前食堂
2024年7月2日(火)よる10:30~11:00
人生、歌がある スタジオ見学ツアー
番組収録の様子を、“五感”を通じて余すところなく感じ取っていただけます。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
地方創生DX「発信と体験」
~芸とおもてなしの文化~ あなたの知らない花街の魅力をご紹介します。
今回は静岡県・熱海市に残る「双柿舎」を訪ねます。双柿舎はシェイクスピアの翻訳家としても知られる文豪・坪内逍遙が、亡くなるまでの15年間を過ごした終の棲家です。庭に2本の柿の木があったことから“双柿”舎と名付けられました。大正9年頃に主屋が建てられ、その後離れや書屋が増築されています。一見オーソドックスな和風建築に映る主屋と離れの外観ですが、内部には至る所にセオリーを超えた自由な遊び心が見て取れます。じつは双柿舎の建物を設計したのは何と逍遥自身。舞台美術も手掛けていた逍遥らしく、伝統にとらわれない独創的な造形を生み出しているのです。特に目を惹くのは、多宝塔のような鉄筋コンクリート造3階建ての書屋。搭の先端には、ヨーロッパの古城を思わせる銃眼付きの胸壁が施され、屋根は宝形で反りを持つ日本風。さらに壁には花頭風の窓を設え、基礎部分には“亀腹”と呼ばれる膨らみをつけて中国風にまとめています。坪内逍遥の自由な発想が生み出した“和洋中”折衷建築です。1階部分の書庫中央に設えられた階段を上って3階へ行くと、そこは小宇宙のような3畳和室の書斎。双柿舎には、まさに逍遥好みの世界が広がっていました。
■双柿舎(坪内逍遙氏旧居) 静岡県熱海市水口町11-17 TEL:0557-81-2232 営業時間:午前10:00~午後4:00 開館日:毎週日曜日(年末年始休館あり) 入館料:無料 交通: 【電車】JR来宮駅より徒歩 約5分 【バス】JR熱海駅より「梅園・相の原団地方面」行き約10分《来の宮駅》下車 【車】駐車場なし
※上記以外の情報については、公開出来ません。
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今回は静岡県・熱海市に残る「双柿舎」を訪ねます。双柿舎はシェイクスピアの翻訳家としても知られる文豪・坪内逍遙が、亡くなるまでの15年間を過ごした終の棲家です。庭に2本の柿の木があったことから“双柿”舎と名付けられました。大正9年頃に主屋が建てられ、その後離れや書屋が増築されています。一見オーソドックスな和風建築に映る主屋と離れの外観ですが、内部には至る所にセオリーを超えた自由な遊び心が見て取れます。じつは双柿舎の建物を設計したのは何と逍遥自身。舞台美術も手掛けていた逍遥らしく、伝統にとらわれない独創的な造形を生み出しているのです。特に目を惹くのは、多宝塔のような鉄筋コンクリート造3階建ての書屋。搭の先端には、ヨーロッパの古城を思わせる銃眼付きの胸壁が施され、屋根は宝形で反りを持つ日本風。さらに壁には花頭風の窓を設え、基礎部分には“亀腹”と呼ばれる膨らみをつけて中国風にまとめています。坪内逍遥の自由な発想が生み出した“和洋中”折衷建築です。1階部分の書庫中央に設えられた階段を上って3階へ行くと、そこは小宇宙のような3畳和室の書斎。双柿舎には、まさに逍遥好みの世界が広がっていました。