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白洲次郎の「武相荘(ぶあいそう)」
~伝説の風雲児が暮らした茅葺き農家~
取材先情報
旧白洲邸 武相荘
東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号 TEL:042-735-5732
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日は開館)
夏季・冬季休館あり ※武相荘ホームページを参照下さい。
入館料:1,050円(税込)
※小学生以下の入館は出来ません。(乳児は除く)
※団体でのご訪問は、予めご予約願います。
※団体割引&シルバー割引の設定はありません。
※乗用車 計16台の駐車スペースをご用意しています。
(大型バスは駐車できません)
※レストラン・カフェも営業しています。
※母屋の展示へは靴を脱いでお入り頂いております。
交通:【電車】小田急線 鶴川駅 北口下車、徒歩15分
【バス】・鶴川駅より2番乗り場11系統バスにて「鶴川一丁目」下車、
徒歩5分
・鶴川駅より2番乗り場13系統バスにて「平和台入口」下車、
徒歩5分
駐車場:乗用車 計16台の駐車スペースをご用意しています。
住宅側に駐車いただく際は、前向き駐車にご協力お願いします。
※バスの駐車についてはお問い合わせ下さい。
薬師池公園
東京都町田市野津田町3270番地
TEL:042-724-4399(町田市公園緑地課)※お問い合わせは平日のみ
開園時間:午前6時から午後6時(6月から8月は午前6時から午後7時)
※駐車場利用時間も同じです
休園日:年中無休
その他:ペットをお連れの方は、リードを付けて散歩してください。
交通:小田急町田駅北口(POPビル先)21番乗り場から本町田経由鶴川行き、
または本町田経由野津田車庫行きバスで「薬師池」か「薬師ヶ丘」下車。
駐車場:北駐車場:136台(うち障がい者用4台)、
東第1駐車場:156台(うち障がい者用4台)、
東第2駐車場:27台(うち障がい者用1台)をご利用下さい。
※上記以外の情報については、公開出来ません。
今回は、東京都・町田に建つ旧白洲次郎邸「武相荘(ぶあいそう)」を訪ねます。白洲次郎は、戦後GHQとの折衝を務め、「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた人物。明治35年に現在の芦屋市で生まれた次郎は、中学を卒業すると英国に渡り、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジで学びます。その後帰国した彼は、流暢な英語を生かして英字新聞記者や英国商社マンとして活躍し、当時駐英特命全権大使だった吉田茂との面識を得ました。しかし第二次世界大戦が勃発した翌年、日本の敗戦を確信した彼は全ての職を辞し、町田に疎開して農業を生業とします。その際移り住んだ家が、今回拝見する武相荘です。主屋は幕末頃に建てられた養蚕農家で、土間に床を張り洋間風に設えるなど、モダンな使い方をしています。しかし基本的な造りはほとんど変えずに、伝統的な佇まいをそのまま生かしていました。室内のレイアウトは、次郎の妻であり文筆家としても活躍した白洲正子。民藝思想に共鳴した“用の美”を、古い農家の家で実践したのです。現在でも輝くセンスの良さは、まさに時代の先取りそのもの。次郎と正子の共同作品である武相荘は、激動の時代に建つ伝説のカントリーハウスです。