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#13

”Athlete” 村岡桃佳(パラアルペンスキー日本代表)
”With” 村岡秀樹(父親)

来年行われる平昌(ピョンチャン)パラリンピックに向け注目が集まるパラアルペンスキー。

日本代表は、前回のソチパラリンピックで2つの金メダルを始め、4つのメダルを獲得し
来年行われる平昌パラリンピックでの活躍が期待されている。

パラアルペンスキーは、音や声で先導するガイドと共に滑走する視覚障害クラス。
上肢や下肢に切断や麻痺などの障害がある立位クラス。
体幹や下肢に切断や機能障害がある座位クラスがある。

実施種目は、距離や速さ、旗門と呼ばれる旗の数によって
滑降、スーパー大回転、大回転、回転、スーパー複合の5つの種目がある。

そんなパラアルペンスキーにおいて、来年平昌パラリンピックでの
メダルが期待されるのが、村岡桃佳(20)

彼女は、4歳の頃、突然足が動かなくなり、急性横断性脊髄炎と診断され車椅子生活になった。
父に連れられ、障がい者スポーツの体験会やイベントに足を運び、様々なスポーツに触れた。

そこで、まず夢中になったのが陸上。
中学2年になる頃には、全国大会で優勝するほどの選手になった。

そんな彼女をさらに夢中にさせたのが、パラアルペンスキー。
中学2年から本格的に競技に取り組むと、わずか2年でパラアルペンスキーワールドカップで
銅メダルを獲得するなど、国際大会で活躍。
さらに去年、パラアルペンスキーワールドカップ、年間チャンピオンにも輝いた
パラアルペンスキー女子代表のエース。

しかし、そんな彼女でも初めて出場したソチパラリンピックでは、緊張のあまり
実力を発揮できず、失格に終わり涙を飲んだ。

その悔しさをバネに現在、平昌に向け、日々努力を重ねている。

そんな村岡を見守り、支え続ける人物。
それが、父親である村岡秀樹(46)

普段は、自営業で水道関係の仕事をしている。

父・秀樹さんは、幼い頃から娘と共に障がい者スポーツに取り組むなど常に娘と同じ気持ちで
支え続けてきた。
来年の平昌パラリンピックに向け、奮闘する2人に密着した。

村岡桃佳(20歳)

所属:早稲田大学
1997年3月3日生まれ

4歳で、脊髄が炎症を起こす事による神経障害で下半身麻痺になり
車椅子生活になった。
中学2年でパラアルペンスキーに出合う。
現在、世界ランキング4位。パラアルペンスキー女子日本代表のエース。

村岡秀樹(48歳)

1969年4月5日生まれ

幼い頃から、村岡と共に障害者スポーツに取組み、常に娘を側で支えてきた。
普段は、自営業の仕事をしている。