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#172

「あめふり」 (京都府 京都)

あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな
 
憂鬱な梅雨の頃、雨を喜ぶ歌があります。大正14年に北原白秋が作詞した「あめふり」です。お迎えに来てくれた優しいお母さんが持っていたのは、伝統の和傘「蛇の目傘」。文字通りヘビの目の模様の和傘は、江戸時代に庶民に広まり人気を集めました。今も京都の老舗・京和傘日吉屋では、手仕事で「蛇の目傘」が作られています。お気に入りの傘で、梅雨を楽しく過ごしましょう。