バックナンバー

#71

萩生田愛 アフリカの花屋

アフリカの花屋。この店で扱うのは、ケニア産のバラのみ。 オーナーの萩生田がケニアの貧困問題を目の当たりにし、雇用問題の解決に貢献したいと、バラに着目。日本にはない珍しい柄、優雅で力強いケニアのバラを生産農家から直輸入、販売することで、生産者の雇用を生み出すことにつなげている。 そんな萩生田が見つめる未来とは…?

1981年生まれ、東京都出身。
米国大学在学中に参加した国連のプロジェクトでアフリカの貧困問題に強いショックを受ける。 6年間、大手製薬会社で働いた後、半年間ケニアでのボランティアに参加し、ケニアの雇用問題を解決したいとの思いを新たにする。そこで、日本にはないグラデーションやマーブル模様、丈夫で長持ちする”ケニアのバラ”に出会い、 2012年10月にOnline Store「アフリカの花屋」を立ち上げる。市場を通さず、現地の農園からバラを直輸入、販売するスタイルが話題を呼ぶ。お金や物資を与えるだけの支援ではなく、ビジネスという対等な立場からケニアの雇用を増やすアプローチに挑戦中。昨年、広尾店がオープン。